盛岡の特産品と言えば?~盛岡冷麺の魅力!~
やっぱり盛岡冷麺。
でも私は特に好きというわけではなく盛岡に住んでていてお店ではまだ3回ぐらいしか食べたことがないです。正直他県の方から冷麺ってどうなの?と聞かれると回答に困ることが多いです。
うまいか?
と問われると「うーーーん」となり、
「まあたまに食べたくなるかな。」と答えます。
じゃあまずいのか?と聞かれると
「いや、まずくはないかな。」
っていう感じの感想を私は持っています。
個人的に麺と「スイカ」が合うとは思えないし、麺が固すぎる!でも独特の味で微妙な辛さが寒い盛岡にあっていると思う。
でも全然噛み切れなくて喉に引っかかって「おえっ」ってなる。
ところで、盛岡市内で冷麺がおいしい店って聞かれてもなかなか答えなれない。
だから家で食べると良いと思う。最近はスーパーでとてもおいしいものが売られてる。
以下の商品は私がもっともお勧めする盛岡冷麺です。
この「戸田久」は盛岡で知らない人がいないかもしれません。
戸田久の冷麺は、なかなか弾力の強い麺が使われていて歯ごたえがあります。
味もまろやかで「初めて冷麺を食べる」という人にもお勧めできます。
盛岡冷麺を食べたいという方はぜひ戸田久の冷麺を食べてみてほしい。リピーターになるかも。
地方に住んでいるならネットビジネスをすべき
副業はネットビジネスから
地方の平均年収は恐ろしく低い。だからネットビジネスで副収入を得ることとを勧めたい。
ネットビジネスでは転売、アフィリ、せどりなどいろいろありますが、やはりアフィリエイトが一番やりやすいです。転売とせどりは仕入れ先がないと成り立ちませんが、田舎には仕入れ先になるであろうブックオフや中古ショップが少ないです。転売やせどりや都市部に住んでいないと利益を上げるのは厳しいだろうでしょう。
しかしアフィリイトなら初期費用も少なく始められます。利益がでるまでには時間がかかりますが、一度サイトの収益が確立すれば一生の財産です。
オーソドックスに物販アフィリをするのが一番始めやすいです。A8netやアマゾンアソシエイトなどに登録して、オリジナルのサイトを作成し、自分の興味のあるものなどを販売してみてはどうでしょうか?
難しく考えす興味のあるものテーマに最初はサイトを作ろう
以下に参考として私が個人的に「面白いな」と感じたサイトを2つ紹介します。
これは本当に完成度がたかく見やすく文句のつけようがありません。個人でこのレベルが作れるならどんなIT企業にも就職できそうです。またすごい見やすいです!
情報量が半端じゃないです。どんな毛のなやみにもこたえてくれるサイトであると感じました。
どうでしたか?私には無理!と思いましたか?
そう思うのは最初だけ。皆最初は初心者です。
慣れれば上記のサイトは一週間から3週間くらいで作成できるようになります。
最初は趣味を活かしたサイトを。サイト作成に慣れたら売れそうで需要があるものを選別しアフィリエイトの案件に登録しサイトに活かしましょう。
アフィリエイトは完全に不労所得になります。時間さえあれば誰にでもできます。
大抵の人はやる前から自分には無理だと思っていますが、世の中は意外と簡単なことであふれています。
はじめの一歩が難しいのです。まずやってみましょう。お金がかからないので失敗しても無駄になるのは時間だけです。
地方で年収が低くてもチャンスを生かし、お金を稼いでください。
岩手は母子家庭にも厳しい。「東北でよかった」ていうのが流行ってるけど…
岩手日報で衝撃の事実が発表された。
岩手県内の母子家庭の厳しい生活実態が明らかになった。
私自身も盛岡で母子家庭だった。私の母親も夜はパート勤務の会社に内緒で飲み屋でも働いていた。
当時は会社の時給は700円台でそれだけでは子供二人は養えない。ダブルワークは必然だった。
岩手や盛岡の行政のダメなところはこうした母子家庭の厳しい実態を知りながら、なんら対策をうたないことだ。
岩手は働く場が少ない。母子家庭だけでなく父子家庭も厳しいだろう。安定職は限られてるし、失業すればタクシーしかない。地方のタクシーは社会の底辺で50歳を過ぎると手取りはなかなか20を超えない。私は離婚した父親(タクシー運転手)を連絡を取っていたのでこうした事情がわかるのだ。
ついでに言えば最近の盛岡は閉店ラッシュだ。上盛岡のさわや書店、駅ビル内の無印良品、市内のマックハウスも2店閉店。公会堂多賀もなくなる。マックハウスは個人的に思い入れがあるので非常にさびしい。ダウンジャケットをかったりベルトをめっちゃ選んだり、Tシャツもいっぱい買ったな。
能力・学歴がなければ岩手日報やIBCなどの優良企業に入社できない。大通を歩けばわかるように老舗がつぶれている。
今、世間一般の凡人が働く場は盛岡では本宮にあるイオンだけだ(以下本宮イオン)。本宮イオンでは時給800円のバイトがあるからフルタイムで働けばなんとか1人身なら生活はできるだろう。それでも家庭を持てば生活は困難だ。
岩手の母子家庭は貧しくて旅行にも行けないだろう。楽しめる娯楽も少ない。習い事もできない。こうして文化格差が生まれその格差は累々と子供に受け継がれていく。
東京の母子家庭は毎日をエンジョイできる。街中の時給はもう1000円台になった。高いのは家賃だけだが「UR」などの住宅に住めば困難はない。
交通費が安く首都圏の旅行は容易いし、バルト9などの素晴らしい映画館もある。公園もたくさんあり山も海も近い。無料で楽しめるライブ、イベントもたくさんある。イオンも個人的に30分で飽きるがラゾーナ川崎やタマプラは半日は楽しく過ごせる。
東京では貧しくなっても、自分の子供にみじめな思いをさせないで済む。
岩手の母子家庭は不幸だ。岩手というより地方の母子家庭。北東北と南九州は経済的に苦しすぎる。本来、こうした母子家庭に対し教育費の支給くらいは自治体からあってしかるべきだろう。
東北でよかった?それはない。
「才と志」が低ければ岩手や東北の暮らしに満足できる。
では高い人にとっては?
「東北に生まれなきゃよかった」
これが、まともな人間の本音であろう。
東京に生まれたかった。東北で母子家庭で育った人は少なからず同意してくれると思う。
岩手大の入試レベルってどうなの?~入試問題の質は?~
また岩手大について。
前回、
という記事を書いてから気になり、受験教科数を調べてみた。やはり私の記憶通り二次試験はたった2科目だった。しかも大学からは科目を細かく指定されず選べるタイプの試験だ。センター試験もあってないようなものなのに、個別学力試験まで軽量とは恐れ入る。岩手大学は「手抜き入試大学」の代表格である。
大学側は本来、個別学力試験の作成で手を抜いてはならない。その試験こそが大学が欲する学生のイメージを映すからだ。しかし岩大の個別学力試験からはそういったイメージが感じられない。
「作ればいいんでしょ、標準的な問題作っても岩大受験生はみんな解けないし」
そんな試験作成官の投げやりな感触しか感じることはできない。
実際解いてみればわかるが恐ろしく簡単である。英語と国語は下手をすれば中学三年生でも解ける。良く見ても高校一年生の中間テストである。少なくとも高校三年生に課す試験ではない。
腐っても国立大なら五教科課してみてはどうか。それが岩大生を受け入れる地域住民への最大の礼儀であろう。
岩手大には少なくない税金が投入されている。ろくに勉強しない人間にどうして大学という場で税金を使うのか。センター試験で6割取れるかとれないかで、個別試験も2科目でいい。そんな大学、学生に税金を投入する必要が本当にあるだろうか
何度でも言う。大学は学問の場である。国際交流や人脈づくりは学問があっての話である。
国民の血税・税金は、東大や東北大に進学する優秀な生徒への給付型奨学金に使うべきだ。
全国民に言いたい、
「高等教育は人と国への投資である。」
岩手大学のような低偏差値・低学力大学は、入試問題くらい良質な問題でしっかり作りこんで欲しい。国立大としての矜持が少しでもあるのなら、卒業時には東北大生と同レベルには達していて欲しいものだ。
あなたはなぜ岩手県に移住したいの?
なんで岩手なんかに移住したいの?
私の周りで、将来は岩手県に移住したいと考える人が一定数いる。
どうやらその人たちには岩手県が牧歌的でゆったりと人生を充実させているように見えるようなのだ。
私には理解できない考えだ。そういう勝手な思い込みには心底うんざりする。
岩手県を安易に移住先に選んではいけない。その理由は大きく言うと、
2.盛岡地域でもイオン以外に何もなく、非常に退屈である。
3.ウインタースポーツはお金がかかって長続きしない。
4.いい会社は少なく、いい大学も無い。
5.死ぬほど寒い。
といった5点だ。
私は盛岡市で生まれ育ったが、自分や周囲の人間が特段牧歌的だとか、穏やかだとか、岩手固有の特徴を持っているとは感じない。
東京の人は大きな勘違いをしている。それは田舎の人間は穏やかで優しいというイメージだ。
テレビや漫画といったメディアが生み出した幻想である。人はどこでも変わらない。
しいて言えば田舎のほうが人間の質は低い。進学や就職で、優秀な人間が他県に流出しているからだ。結果、バカや不道徳な人間ばかりが残る。しかも岩手に住み続ける人間は他県で暮らした経験がないものが多い。つまり世間知らずなのだ。
岩手県民の質は総じて低い。
移住においても、その地域の住みやすさはやはり人間関係で決まる。
環境が厳しくても人が良ければ長く住める。でも逆は無理だろう。
岩手県など地方の人間性に期待してはいけない。特に東京の人はかなり勘違いをしている。現実的には田舎者は優しくないし、バカである。そのバカさ加減にイライラするだろう。岩手なまりを実際に聞けば、気持ち悪さで耳を塞ぎたくなるだろう。首都圏民が岩手に移住したら一週間でストレス性疾患にかかると思う。
盛岡周辺に関しては、本宮地域にイオンがあるが休日はとんでもない混雑。近くにツタヤがありそこで休憩しつつイオンをエンジョイするのが平均的な盛岡市民。そんな生活に憧れを感じるだろうか?
一人で行う趣味はすぐに飽きる
地方の一軒家でガーデニング?家庭で野菜栽培?
断言しよう、そんなの一か月で飽きる!!
東京に住みテレビで見ているから楽しそうに見えるのだ。野菜を作ったって現実は誰も声をかけてくれないから日に日に寂しさは募る一方だ。
単なる自己満足で毎日を過ごせますか?
あなたが人間なら誰かから認められることを少なからず欲しているはず。でもそれは結局都会でしか手に入らないよ。
岩手の絶望的な医師不足。
年を取れば病気もするだろう。だが岩手の医療レベルは高くない。盛岡なら最新治療を受けられるが、猛烈な医師不足である。岩手医科大学のレベルの低さは少なくとも盛岡市民ならだれでも知っている。
これは余談だが、私は岩手医大出身の医者に診てもらいたくない。岩手医大の偏差値と国試合格率の低さを考えると、自分の体を預けられる医者にはとても思えないからだ。
それに私が高校生のころは、岩手医大は寄付金さえ払えばバカでも合格できると噂されていた。実際はどうなんだろう。
もちろん看護師まで猛烈に不足している。
高齢化の進む岩手で、これからも満足な医療を安心して受けられるのだろうか?岩手県民として考えるたびに不安になる。
ウインタースポーツに期待するな!
助言として、「ウインタースポーツ」に過度に期待してはいけないと言っておきたい。
冬しかできないことに期待をかけるとそれ以外の季節が恐ろしく退屈である。岩手の冬は厳しく、実際に冬になると外に出かける気力をなくす。東京、首都圏民の感じてきた氷点下にも満たない冬とは違うのだ。別次元の寒さである。
岩手県は猛烈に寒い。1月、2月はマイナス10度が普通にある。これは寒いを通り越して痛い。耳がちりちりするほどの寒さである。東京や西日本出身の人間が耐えられる寒さではないだろう。
岩手は「文化がからっぽ」の地域
いい会社も少ない、評判の良い大学もない。岩手県は文化が空っぽの地域である。
このブログを読んでいて岩手に移住することを考えている人に言いたい。
やめておけ!
教育と医療、そして交通の不備・不便に泣くことになる。
視野を広げて探してみよう。もっと住みやすい県があるはずだ。
岩手大学はFラン大学なのか?岩大の偏差値は!?
岩手大学生って皆バカなの?
私は岩大はFランではないが、低学力大学ではあると思う。(個人的な感想ね。)
Fランというのは偏差値がつかないレベルであって岩大はそこまでひどくはない。
しかしその学力は、「国立最底辺」であろう。
それはなぜか?
何を根拠にって?
偏差値とセンター得点率である。それ以外に学生の質を測るものはない。
以下を見てほしい。
人文社会学部:偏差値45~50
教育学部:偏差値45.5~50
理工学部:37.5~55
国立大とは思えぬほど偏差値が低いのがわかる。特に教育学部はひどい。ここは小中学校の教師養成をするところ。ここのセンター得点率は6割あるか無いかで偏差値は40台がいくつかある。センター試験は普通に勉強していれば7割はとれる。それ以下の高校生はそもそも大学に進学する資格はないと私は思うがどうだろう。
教師の仕事はまず第一に生徒に勉強教えることだ。その教師の学力がこれでいいのだろうか? 義務教育の延長である高校の勉強すらまともにできない・しない人間が小学校や中学で教鞭をとるこの不可解さ。
岩手県内の教師の質の低さを感じてもらえると思う。中学美術なんて得点率が驚きの40%である。ふざけていない限りこんな点数は逆にとるのが難しいのではないか。こんな高校生を入学させる岩大関係者は本当に愚かだと思う。秋に催される学園祭に行けば、見た目からも低学力そうな?学生を見かけることができる。
さらに理工学部は無残な有り様でほぼ全学科が偏差値40台である。しかも数年前には定員割れを起こしているそうだ。
はっきり言って、岩手のようなバカが集う僻地で青春を過ごしたいと思う高校生がどれほどいるだろうか。よほど知性と感性が低い愚か者だけだろう。
でも農学部(獣医)は別格です。
岩手大数学(農) 解法のための玉手箱 (MyISBN - デザインエッグ社)
- 作者: 末永亙
- 出版社/メーカー: デザインエッグ社
- 発売日: 2016/05/16
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
- この商品を含むブログを見る
農学部:47.5~62.5(獣医学科)
その中で農学部の獣医学科だけが飛びぬけて高いのがわかると思う。ここは岩手県内から入学できる人はほとんどいない(学力不足から)。他県出身の優秀な生徒から占められている。※上記の本を読めばわかるけど結構問題が難しい。入念な対策が必須です。
農学部(獣医)は素晴らしい。研究環境が整っている。ただ全体の学生の質は微妙である。
そもそもなんで学部が4つしかないの?
この学部構成では法律や経済を勉強できないのではないか?もし岩手県の高校生が将来法曹の世界で働きたいと希望してもこれでは何も学べない。若者の希望を潰されてしまう。
「大学教育であるべきもの」がたくさん欠けている、それが現在の岩手大学だろう。国立大学法人でありながら、岩大は学問研究をする場ではないとこの事実から誰しも推察できると思う。
岩手大で一体何を学べるのだろうか?
岩手県内には優秀な学生が入学するような、まともな大学が無いのだ。教養とは無縁の世間知らずな愚民が寄り合う地域、それが岩手県である。
でも多くの岩手県民は岩大を”優秀な大学”だと思っている。いや錯覚している。普段の生活でそもそも大学生に関わることが無いからだ。当然他県の優秀な学生に出会う機会も少ない。岩手県民は他県の文化レベルを知らない。
だから「本来大学がどういうものであるか」も知らない・わからないのだ!
入試の質が低すぎる
上の記事で考察したが、とにかく低レベルの入試だ。子供だましの記述と択一問題ばかりで、作りが雑だと私は見た瞬間感じとった。仮にも大学入試なら、東大のように円周率が3.05以上であることを証明させたり、英語で小論文でも書かせるぐらいの高度な問題を課すべきであろう。
岩大の過去問題からは、「我々はこんな学生が欲しい」というメッセージを感じられなかった。これほど安易で手抜きな入試を作るなんて作成官は相当なバカだろう。
岩手県民に大学って必要なの?
岩手県民のような無知性の愚民に大学は必要ないと思う。岩手大学なんて早く閉鎖して、24時間年中無休の「生涯学習センター」にでもしたらいい。その方が年齢関係なく、気軽に学問の端緒に触れるきっかけになりうるからだ。
大学は高校の学習を超えた高度な研究をする場所である。人脈を築く場でもある。一生の友を得る場所でもあろう。高い知性を持つ人間がその能力と力量に一層の磨きをかける場だ。
しかし残念ながら岩大はそんな場ではない。単なる高校生の延長で、つまるところ青春の残りかすだと私は思う。
画像引用元(東北大のサイト)
これは東京都など都市部にある大学との、大きな文化格差につながる。
大学から、学生同士から受け取る文化やエネルギーの密度が違う。
キャンパスライフ?インカレサークル?なにそれ??そんな具合である。
学問に興味が無いのなら、「フリーランス」でもいいのでは?
学問に興味がない・素質がないバカが、無理に大学進学する必要はない。ITスキル、プログラミングでも身に付けて「ランサーズ」などで仕事を受注しフリーランスになったり、起業すればいいのだ。
実際ランサーズを利用して企業し成功を収めている人が岩手県にいる。断言するが、学問に興味がない人が茫漠とした感情や理由で 進学しても意味はない。実社会ですぐに生かせるITスキルを身に付けたほうが、AIがもてはやされる今の時代は、君の人生によっぽど有効だと私は思う。
高みを目指せ!!
東京の大学で学生生活を経験した岩手県民としてはっきり断言する。自分の現状よりもっと偏差値上位で学術評価の高い・就職実績良好な大学を目指せ!!
お金がもったいないだろう? 親がせっかく貯金してくれたであろう教育費は大切に使え!学歴は一生ものだ。SNSにも生涯刻まれる。世間に晒して恥ずかしくない、SNSでも堂々と主張できる大学に進学しろ!!
こんな低レベルな入試を行い、学問への矜持も何も無い大学には、たとえ学費が免除になって私は通う気になれない。少なくとも高校生の頃私自身そう思っていた。学問研究に興味があるのなら奨学金という借金を背負っても東北大や北大に目指すべきではないか?岩大では決して手に入らない人脈と知識・経験が手に入るだろう。
歌おう、「緑の丘」を。
大学序列(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.355)――35年の偏差値と就職実績で迫る
- 作者: 臼井真粧美,小島健志,堀内亮,大根田康介,西田浩史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/08/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
余談ですが、この週刊ダイヤモンドの「大学序列特集」を読めば社会・世間一般の大学&学部の評価がわかります。データがとても豊富なので本気でおすすめです。
・以下関連記事・
岩手県民の人柄ってどうよ? - 岩手県盛岡市民から見た、地方創生・地方活性化
岩手(地方に)生まれるとお金を貯められない!!~東京生まれ実家暮らし最強説~ - 岩手県盛岡市民から見た、地方創生・地方活性化
岩手県内の優良企業ってどんなところがあるの? - 岩手県盛岡市民から見た、地方創生・地方活性化
岩手と東京の教育環境の差はどのくらいあるのか?
言うまでもなく岩手と東京は別世界だ
私は盛岡に長く住んでいたのでその周辺しか知らない。でも盛岡は県庁所在地なので盛岡を語れば自然岩手全体を語ることになる。
中学生くらいになると塾に通う子が出てくる。岩手には超進学校というものが存在しないのでトップ校に入るくらいであれば塾は必ずしも必要なわけではない。中学校のテストで大体9割取れていればトップ校は苦も無く入学できるからだ。
でも子の将来を見据えた親であれば大学進学を考えて塾に通わせる。
盛岡には能開や明光義塾がある。中ゼミというのもローカルだが存在する。
それらに通えば大学受験に向けた下地はできるだろう。でも本格的な勉強には向いていないように思える。周りにトップレベルの生徒がいないことも原因だろうけど。
だから、大学受験に失敗し浪人することになればたいていは仙台の予備校に通うことになる。
河合塾、代ゼミ、駿台があるからだ。高校生になればTOEICを受ける子も出てくる。仙台はTOEICの開催日程も多くとても受験しやすい。というか盛岡ではあまり開催されず受験するために仙台に行く人がかなりいる。すごい不便だ。
東京にはどんな学力を持つ子にもぴったりな予備校、塾がある。選択肢が多彩である。
フラッシュ暗算も学べる。クライミングだって学べる。演技に関してプロから指導を受けられる。
大学もたくさんあり学びたいこと全てが学べる。選択肢が多すぎて逆に迷うくらいだ。
習い事にも差がある~特に音楽~
東京に来て最初に驚いたのが楽器を持った人の多さだ。盛岡で私はバイオリンケースをもって歩いている人を見たことがなかった。ギターですら稀だ。車移動だからという理由ではなく、県民会館など一部を除いて街中どこにいっても、アマチュアのクラシック演奏者・音楽演奏者(ジャンル問わず)に出くわすことがない。盛岡にだってライブハウスはあるし、実は著名なバイオリン製作者(盛岡一高出身の日本人の方です)がいるのだが、知らない人が多い。
盛岡ではピアノやバイオリン等の楽器を習っている人がとても少ない。
なぜか?
盛岡市民は貧乏だから、クラシック音楽に触れる機会が少ないのだ。
コンサート代だけでなく楽器代が払えない。ピアノはアップライトなら20万円くらいだがバイオリンはフルセットで30万円はかかる。オーボエなら40万円はする。
その価格が所得の低い岩手県民には高すぎるのだ。
貧乏人は高度な文化に触れられない。
貧しさは感性、そして民度をも下げてしまう。
子供には多様な人生の選択肢を残してあげよう
親は子にできるだけ多様な選択肢を残してやらなければならない。
岩手県、盛岡市にある大学、専門学校はすべて子供だましである。英語を本気で学びたい、プログラミングを勉強したい、音楽や美術への理解を深めたい、そう思ったときに盛岡市に進学における選択肢がどれだけあるのだろう。
そしてそれらの就職実績を見てみて欲しい。卒業生の多くが、聞いたことのないような中小企業にばかり就職しているのが分ると思う。
一流の「予備校、大学、企業」が存在するのはやはり東京だ。
貧しさとは選べないことだ。選択肢のない人生は、子供にとっても社会においても非生産的で、つまりは選べない事は貧しさにつながってしまう。
放っておけば社会は貧困と選択肢の少なさがループする悪循環に陥っていく。
自分の子に幸せな人生を送ってほしいなら、多様な教育を受けられる東京で子育てをするべきだと私は思う。