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自分が感じた岩手と東京の格差。

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自分は1980年代に岩手県盛岡市で生まれ、大学進学する19歳の年まで住み続けた。2006年当時はまだ携帯の機能もしょぼかったしパソコンも持っている人も少なかった。自分の周りでは、転勤族や公務員だけがパソコンを持っていて、家族旅行を頻繁にして、豊かな生活を送っていたように思える。

 

家にパソコンが無くてもネットカフェが自転車で30分くらい行くと見つかる。自分は津志田にあるネカフェに通った。今は潰れてるけど。そこでいろんな情報を収集した。東京と岩手の情報格差なんて昔ほどないだろうと本気で思ってた。東京に来るまでは。

 

自分の人生で東京に来たことは、小学生のころ親戚の結婚式に出席したことと中学3年での修学旅行のみだ。修学旅行の時はすごいはしゃいだ気がする。移動時のバスでは騒がしくてしょうがなかった。すべてが新鮮だからね。女子なんか異様にスカート短くしてたし。

原宿ではなぜかみんな服を買ってた。怪しげな店の、でかい黒人に腕を引っ張られたな。

 

少なくとも当時の盛岡市民は自分たちが田舎ものだという意識は持ってた。今はどうだろうか。みんなスマホとパソコンもっていてと今日の人と同じ情報を手に入れているように思える。でもそれは勘違いだ。地方と東京は流れている情報が違うと感じる。なんかツイッターとかで流れてる情報が違うんだよね。自分の周りだけがそうなのかな?地方の子は自分の日常しか載せないけど、都会の子はいろんな習い事やイベントの様子をツイッターにあげる。

 

東京の人は習い事するのが当たり前だけど、地方の人にとっては違うよ。転勤族、公務員、教員など年収の高い人でなければ習い事、留学など、文化的に豊かな暮らしは難しい。岩手の平均年収はびっくりするくらい低い。東京とは100万以上の差。

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とにかく東北は貧しい地域だね。岩手県民は個人企業に勤めている人が多い。地方の中小企業は大体そうだけど、ボーナス無しの仕事が多いよ。岩手の平均賃金は日本最低クラス。お金がすべてじゃないけれど、最低限のお金が無ければ不幸になる。

 

高卒のくせに社員をバカ、タコと罵倒して威張り散らしてる社長を自分は見てきた。ワンマンな社長のせいでいつも周りの社員は委縮して元気なさそうだったよ。こんな環境で一生働き続けるとか拷問だと思う。

 

その社長は、具体的に言えば盛岡で有名な青果店の社長。自分もそこで一時的にバイトしてたけど、典型的な田舎の個人企業。社長の父親が会長で職場をうろうろしていて邪魔だった。ちょっミスをすると怒鳴る。高卒のバカ面なのにエラそうなんだよな。

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個人企業の社長なんて何の実力も無い人が多い。たまたま金もちの家庭に生まれたから、それを原資にして貧乏人をこき使おうとしただけだろ。

 

岩手の不幸は進学校を卒業する優秀な人材がほとんど県外に流出することだと思う。自分の周りの盛岡一高卒業生はほとんど全員が県外にいる。勉強やスポーツで優秀な生徒はみんな岩手を出ていくんだよ。自然、高卒やだらけた人間によって地域社会は成り立っている。高卒が無条件にダメとは言ってないがやはり確率的には大卒のほうが優秀な人間が多い。周囲に偏差値の高い大学が無いから、岩手県民は頭のいい大学生に日常的に触れ合う機会がほとんどない。

 

岩手県民は、優秀な人間によって作られるコミュニティを知らないんだろう。

 

岩手と東京では住んでいる人間の質にも歴然とした差がある。恐ろしいほどの教育格差がある。

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自分は東京の大学に入る前に一度神奈川県川崎市に住んだ。ここは東北人が最初に住むところでもある。なぜかっていうと家賃が安いから。

 

小田急に乗って東京と神奈川を分かつ多摩川を越えると家賃相場はぐっと下がる。5万円を切るマンションもある。自然も多くて落ち着ける。川崎市はスーパーとか病院も充実していて東北人にはちょうどいいほどほどシティだと思う。

 

一年川崎市に住んだ後東京に引っ越すことになった。そのときに初めて東京の生活レベル・文化レベルを知った。自分はそこで初めて文化レベルの格差というものを思い知った。岩手とは何もかもが違う。

 

「東北は陸の孤島だった」。以前そんなツイートしたらフォローしてもいない見知らぬ人から12人にリツイートされ、お気に入り登録された。やっぱり同じことを感じる東北人は多いんだと思った。

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自分は仙台が都会だと思っていた。西日本では仙台と同じくらい栄えている都市がたくさんあることを知らなかった。大阪が東京と同じくらい都会なことさえ知らなかった。インターネットが普及する前は外の世界を知っているのは転勤族だけだった。

 

吸収する文化が何もかも違う。そんなことを東京に来て思った。文化水準がすべてじゃないけど、すごい格差を感じた。別の国だよ岩手と東京は。

 

いい大学に行っていい会社に、なんて周りは言うけれど、いい大学なんて地元には無い。まともな雇用だって少ない。子供に何も期待しない世間知らずのバカ親が、岩手や秋田に住むんじゃないかな。

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差別的だけど、県営住宅に住むブルーカラーの家庭と、戸建に住むホワイトカラーでは家族の会話が違う。県営住宅で暮らす子の貧乏な母親は「うちの子は~を良く食べる」みたいな会話ばかり。ペットでも育ててんのかよって思う。タバコも吸うしね。でも夫がホワイトカラーで戸建に住む母親は知的な会話をするよ。しつけや習い事や本や映画について。

 

岩手は総じてそんなブルーカラーの家庭が多い。文化レベルが低いんだ。まだ昭和の雰囲気。

 

仙台に生まれたかった。東北大に家から通えるし賑やかで街の景観も良く、総じて住みやすい。何より文化レベルが他の東北より圧倒的に高い。東北大で学生生活を送って、国分町で飲んで温泉に行って、そんな青春を過ごせたら幸せだろうな。

 

体調不良から、今岩手に戻ってきてるけど、仕事を探しにまた東京か仙台に行きたいと考えている。

 

  最近「地方消滅」という本がちょっとした流行。下の画像をクリックするとamazonに飛びます。前岩手県知事が書いた本でなかなか読みごたえがある。グラフも豊富でわかりやすい。表題からは地方が消える、ということを想起しがちだが中身を読むと「東名阪の三大都市にすべてが集積する」というテーマがあるように感じる。地方分権ということではなく、どこかを切り捨てる代わりにどこかに資本を集中させる。これからそんな時代になるのかもしれない。

地方消滅 創生戦略篇 (中公新書)

地方消滅 創生戦略篇 (中公新書)

 

 

この本は岩手でとてもよく売れていて月刊売上一位になったこともある。岩手や東北の実情と東京の高齢化というテーマに関心のある人は読んでみてほしい。

 

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そして、東北の経済を語るときに、「奨学金」は、避けられない話題。

 

貧しい東北の高校生にとってもうなくてはならない制度だと思う。最近この手のニュースに敏感に反応するようになった。自分も奨学金借りて大学行ったからね。

 

地方の学生にとって奨学金は進路選択の幅を増やす大事な手段。最近新たな政策が出された。奨学金を減免するらしい。猶予期間もたしか10年に伸びた。

 

自分も奨学金が無かったら東京で一人暮らしをしながら大学に通うことはできなかった。地元に有力大がない人が東京の難関大学に進学するために奨学金は必要。

 

東京のバカ大に進学する奴は貸与でいいと思うが、いい大学に進学する奴には奨学金を「給付」で与えるべきだと思う。目安としては「東京一工旧帝早慶+医」は返還義務の無い「無条件給付」でいいだろう。彼らは日本社会を引っ張っていく人材になりうる。国全体で教育投資をするべきだ。

 

昨今の「借りたものは返せ」という「奨学金貸与者への非難」にはゲンナリする。娯楽に使うわけでなく自分の投資に使ったのになぜ非難されるのか。多少の滞納は大目に見てほしい。

 

「地元の国立大より偏差値の低い東京の大学(おそらく遊ぶ目的で進学)」や「バカ大学」に進学するくせに奨学金を借りた奴にだけ向ける言葉だろう。東大や医学部に進学する優秀な生徒に言っていい言葉じゃない。

 

東北大や北大に進学できる生徒が岩手大や秋田大に言ったら社会の大きな損失だろう。東北大や旧帝にいけばレベルの高い研究、志の高い友人を得ることが可能になる。優秀な生徒の賢明な選択を非難してはいけないよ。

matome.naver.jp

 下の本は奨学金制度を考える時にとても参考になります。現代の若者がいかに不遇かを知ることができます。

 

貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書)

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若者は自然に草食系になったわけではなくお金がないから何もできずにいるのです。この社会の状況を打破するには何が必要か、経済的に苦しい岩手に居住している人にこそ考えてもらいたいです。わかりやすい文章で書かれていて貧困を考察するときに欠かせない書であると私は思います。

 

 

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地方には仕事がないなんて言われる。実際に、大企業やエンタテイメント業種はない。でも地域に根付く仕事はあるんだよ。県庁所在地レベルならなんだかんだで「最低限」食べていける仕事には困らないよ。(あくまで最低限ね)

 

ただ、地方だと雇用の種類が限定される、でも医療や看護の仕事の需要はあるんだよね。看護師とか薬剤師の仕事とかね。岩手のような田舎でも活躍できるよ。

下にリンク2つを載せておきます。

☆リクナビ薬剤師☆ 薬剤師の転職ならリクルートにお任せ♪

転職活動を全面サポート!【看護のお仕事】

どちらも大手のサイトなので信頼できると思います。リクナビ系なら全国を網羅した求人が探せるはず。自分も大学時代リクナビマイナビを使った。

 

それか会社勤めを辞めてフリーで働くことも考えてもいいと思う。アフィリエイトやLineスタンプで副収入を考えたりね。

 

クラウドソーシング「ランサーズ」というサイトがある。ここはネット上で様々な仕事が紹介されていて、それをこなすことで収入を得ることができるサービスです。その中でも最も大手です。このランサーズに登録している人の7割ほどが地方在住者だそうです。

 

でもシステム開発、web制作、デザインの仕事はセミプロ級の人が多くかなりハードルは高いと思います。なので、ネーミングのコンペやライティングのタスクをコツコツこなすのがもっとも効率がいいです。月に5000円くらいは誰でもすぐ稼げるようになるはず。

 

Lineスタンプなんて素人丸出しのイラストでも販売できますよ。

store.line.me

今私が使いまくってるのがこのLineスタンプ。この程度のイラストなら一つ1分以内に描けますよ。昔に比べて8つから販売できるようにって敷居が下がりました。写真もOKなので参入するなら今だと思います。

 

誰しも文章を書くこと、絵を描くこと、音楽制作、何か一つ得意なことは持っていると思う。それはビジネスで生かすことを考えればいい。お金を稼ぐことは決して悪いことじゃない。自分の能力を生かして自分の生活を豊かにすれば人生も充実すると思います。

ランサーズを利用して、プロジェクト案件をこなし頑張れば会社の給与以上に副収入を増やすことも可能です。Lineスタンプもイラストが趣味なら簡単に始められます。

地方在住の人におすすめの副業です。