東北地方では反社会的勢力が瓦礫・産廃処理に絡んでる?
自分の友人が福島で除染作業をしている。ただ給料がいい、という理由でしているようだが。
そういう仕事で心配になるのが「反社会的勢力」の存在。ニュースでも何度か取り上げられているからこうした仕事に絡んでいるのはもう明らかだ。
どの程度まで絡んでいるのかわからないが、友人の話によると寮費とか大目に取られたり給料を中抜きする会社もあるらしい。おそらくそういった悪質な事業所が反社会的勢力とつながりがあるのだろう。
瓦礫処理・産廃処理の仕事は人がやりたがらない。だから反社会的勢力が手を出してくる。「人がやりたがらないが、需要がある仕事」は概して金になるからだ。復興ビジネスは暴力団にとってはいいシノギになってるのかもしれない。
本来こうした仕事は国が積極的に管理するべきだと思う。なんでもかんでも民間事業に任せればいいものではないだろう。
東北地方は人口がそもそも少ないし、関東に比べると閉鎖的な土地。なかなかビジネスを始めるのは厳しいところだと思う。最近の急激な人口減少に伴い倒産する民間企業が増えた。衰退が続く東北地方では暴力団にとってもビジネスは難しいものと思われる。
復興ビジネスが東北地方の反社会的勢力にとって今最大のビジネスチャンスなのかもしれない。
「ゆぴあす」の立地って不便すぎ。盛岡の娯楽は他に何がある?
盛岡の娯楽って何かある?
(写真はディズニーランドのとある場所。)
今日暇すぎてどうしようもないから久々に、「ゆぴあす」に行ってきた。盛岡市民ならみんな知ってる場所?だと思う。自分は19年間住んでた頃は知らなかったけど。
「ゆぴあす」は盛岡市民にとってアクセスが悪すぎる
今松園に住んでるから割と近くていいけどね。
と言っても徒歩じゃ疲れる距離だから、わざわざ松園バスターミナルに行ってそこからゆぴあす行きのバスに乗ることにした。分かっていたことだが時刻表を見て驚いた。一時間に一本しかない⋯。しかも最終が夕方五時とか早すぎでしょ。まあ松園の人たちは基本車移動だからバスでゆぴあすには普通行かない。
一時間近く待って乗ることはできたが、このバス全然人乗らない笑。今回このバスに乗った人は自分一人だった。貸切状態で不安だった。
でも運賃が安いのはいいね。松園区間ならどこ降りても100円。
関係ないけど外人増えたなーと実感する。バスターミナルでもバスに乗り込むでかい 外人を見た。コンビニ前でもすれ違うし。自分が10年前仙北町にいたころ、こんなに外人いたかな?
まあ、てなわけで「ゆぴあす」に着いたころにはもう3時20分ぐらい。大体10分で着くね。
平日だけど夏休みだからかけっこう混雑してた。9割家族連れかな。皆プールと温泉に入りに来てる。自分は結局入らなかったけど、プールはかなり楽しめるよ。でも人多すぎて全力では泳げないだろう。右のほうに普通の競泳プール?っていうのかな、普通のプールがあるから本気で泳ぎで泳ぎたい人はそのプールに行くべし。
帰る時に気をつけなければならないのはバスの時間。最終が確か五時10分。それを逃すと徒歩で帰るしかなくなる。
ゆぴあすもいいけど、自分にとってプールと言えば仙北プール。正式名称ではないだろうけど、サンライフ盛岡のそばにあったんだよ。それとけんじワールド。
仙北プールは見に行ったけど営業してなかった。草生え放題で廃墟ってかんじだったよ。けんじワールドは残念ながら無くなったけどね。人口減少には勝てないか。
盛岡は若い人には退屈
基本的には盛岡に、何か外的な娯楽ってないんだよね。イオンのなかでたまにアーティストのミニライブがあるくらい。流行りのものに触れるって機会が少ないよ。そんなものに興味ない、自然と趣味があれば楽しいと言い切れるならいいけど、若い人にはやはり退屈な街だろう。
盛岡での娯楽はやはりウインタースポーツだね。スキーとスノボ。ほんとそれだけ。夏はどうしよう?海?バーベキュー?それらを楽しむには遠出をしなきゃね。
東京はイベントでいっぱい。池袋ではアニメとコラボした期間限定のカフェも催される。
(写真はこの記事を更新した2018年に私が実際に行き撮影したものです。)
でも盛岡ではそんな楽しいイベントないよね?エンターテインメントがないよね?
盛岡って流行や時代から取り残されてるよね?
盛岡はもっと映画産業やIT産業、もしくは観光業に力をいれなければ、このままつまらない街のままだろう。企業誘致とかとんちんかんなことはやめて徹底的に観光業に取り組むべきだ、と思うのである。
観光業の他には個人的に「映画の街」として発展してほしいな(どうせ無理だろうけど)。映画館通りとか今超つまんないからね。映画館自体少なくなったし⋯。
でも最近大友啓史監督がるろうに剣心を撮ってすごい盛り上がったよ。モスビルの映画館の通路に「お帰りなさい大友監督」っていうメッセージがあったときはちょっとびっくりした。
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます。
伝説の最期編はすごかったね。ストーリーがうんたらって批判はあるけど、あの人間離れしたバトルは鳥肌立つ。続編撮らないのかな
漫画を読み替えすと新しい発見があるかもしれない。
誰か才能のある人が、盛岡を映画の街にしてくれないかな。今の盛岡はかなり退屈。
※2018年6月に本記事中の写真や文章を修正加筆しました。
盛岡がまた寂しくなる
盛岡市の緑ヶ丘にはアネックス川徳という、スーパー(デパート?)みたいなものがある。その中に「ラコリーナ」というジェラート屋がある。いや、あった。
子供のころからたまに訪れては食べていた気がする。そのジェラート屋が今年6月30日をもって閉店した。
自分は7月に入って初めて知った。「あれ、なんか空っぽだ」と思ってよく見たら閉店の張り紙が⋯。かわいい店員さんや店長?のおじさんにももう会えないのかと思ったら悲しくなった。はやく復活してほしいなと感じて、アネックスの店員さんに聞いたけど、今のところ新たに店を出す予定はないそうな。「オーナーさんがもう止めたい」と言っていたらしい。
ジェラート屋さんの閉店なんて大した問題じゃないと思う人も多いと思うけど、こういう地域の「一見小さく見える大事な文化」が消えると地域がつまらなくなる。
アネックス周辺は空き店舗が多い。だいぶ前に潰れたミスドにもまだテナントは入っていない。
最近ここ以外にも駅近の新星堂が閉店したしもう街中に活気とか全然ない、盛岡。経済的にはほんとキツイ地域。
盛岡がまた味気なくなる。もともと大きな観光地とかなかったけどますますイオンしか行くところなくなる。休日の大通りなんてすっかりゴーストタウンだ。
でも外人はすごい増えた。白人黒人がどこ行ってもいる気がする。さんさ踊りでも見かける。これからの盛岡はこうした外人が担ってゆくんだろうか。
将来的にはこれから移民も来るだろうし、新しい盛岡が作られるのかな。
東北人の特徴とは?~岩手県民は底なしの愚民~
東北人は怠けた愚民
ここ数年東北人の特徴についてずっと考えていた。私自身長らく暮らしていた場所ゆえに東北人、岩手県民、盛岡市民の性質や特徴を誰よりも的確に捉えられているという自負はある。今回はそれをぶちまけようと思う。
東北人の特徴・性質とは、すごい自分勝手な意見だけど、
「何かに本気で打ち込んだり、努力ができない」ことではないだろうか。
例えば、岩手で生まれ育ち長年働いた自分の祖父を見ても、気の抜けた性格の人だった。とにかくすぐ「一般化」する。自分の言葉で深く考えることができない人だ。
教師をしていたこともあり、見ている世界が狭い。教師はノルマに追われることが無い仕事。祖父のように岩手の私立校で教師になる人は、「そこでしか働けない人」が多い。基本的に地方の私立校は滑り止め。頭の良くない子が多い。そこで働く先生も低学歴のひとばかりだ。偏差値40代の大卒の教師も多い。
当然そのレベルの大学を出ても、なかなか優良企業に入社できない。だから都落ちという形で地方の私立校に教師として勤める。民間企業に行けばノルマに追われ、下げたくもない人間に頭を下げてビジネスをしなければならない。ストレスフルな生活になる。
しかし地方の私立校なら、自分より何歳も年下相手にでかい顔して威張り散らしていれば仕事になる。民間企業に行くよりはるかに楽なのだ。なぜか私立校は私学助成金で保護されているため容易には潰れない。どんな低レベルな人間にも務まる仕事なんだ。
思うに、地方の高校の教師は東北人の気質に合っている仕事なんだと思う。
祖父はすぐ一般化する。
例えば「最近うちの子が気難しい」という相談には、
「一人になりたいんだ」とか「俺も~だった」と言い、
最近悩んでいると言えば、「皆辛いんだ」とか「そりゃそうだ」と受け流し、
深く考えず、一般化と安易な共感に終始する。
自分の言葉で自分なりに考え、自分で答えを出すことをまるでしない人だった。岩大卒で、家と職場の往復に終始する人生を送った人だった。自分の生活が税金で賄われていることを自覚せずだらだら生きた人だった。
思い返すたびに強く確信する。私の祖父は「典型的な東北人」だ。
ずばり、東北人とは
東北人とは、
「長期間、全力で何かに没頭・努力をすることができない力の抜けた愚か者」のことを言う。
東北が廃れたのも自助努力をしないからだ。自分で危機感を持ち精一杯努力をするべきなのにそれを怠った。都会から集めた税金におんぶに抱っこで、だらだら生きてきたから、東北は現在のように廃れた。
愚鈍まるだしの東北なまりでしゃべられるとイライラする。頭の回転の遅さがそのまま出てしまっているように感じられるからだ。東北人は優しいと頻繁に聞くが、それが自らの愚鈍さによるものなら改めなければいけない。
岩手県では未だに民主党が優勢で小沢一郎は毎回当選する。小沢が当選する理由はおそらく岩手県民の知性の低さにある。「顔がでかい」とか「声が大きい」とか、「迫力がある」とか、知性に無関係に単なる「イメージ」で選び投票しているのだ。大声でわがままを通すことが政治だと勘違いをしているのだろう。
本来、社会を良くするための健全な政策を行える人間に政治は任せるものだ。
私の母親は、小沢一郎を人格崇拝する創価のバカ女
私の母親はテレビのニュースで小沢が出ると、
「出てきたか、ドン。」
などといって崇拝していた。マニフェストを読みもせず無条件に小沢に投票する。
自分の母親は三流短大卒で世間知らずのバカ女。威張り腐ることがかっこいい、不良がかっこいいと本気で思っている、空気の読めない勝ち気で無知性な人。もちろん友達も少なく、周りはブルーカラーの底辺層ばかり。こんな低知能な人間に選挙権を持たせていいのだろうか。
自分の周りでは大学卒でまともな知性・品性を持っている人は達増たくやに投票した。それとは反対に、無知性でタバコを吸って、ワイドショーを見るしかない人間は小沢一郎に投票していたように見える。地方の愚か者によって地方政治も国政もダメになる。
個人的には小沢一郎には早く引退してほしい。岩手の恥だと思っている。岩手代表で国を壊し、汚すのはやめてほしい。
盛岡が住みやすい、、、だと?
話は逸れるが、以前住みやすい街ランキングで盛岡が上位に入ったことがある。盛岡市民としてちょっとうれしくと思ったけど、実態を知って落胆した。
この調査は、その町に現在住んでいる人へのアンケートだったからだ。不動産関係者とか引っ越しを多数する転勤族とかに聞いたわけではなく、「住民」へ聞いたものだった。
このランキングはつまり井の中の蛙ランキングであるということに他ならない。岩手県民の見ている世界が恐ろしく狭いことの証左である。岩手県民は所得が低いから旅行回数も少ない。他県への引っ越しだってまずできない。外の世界を肌で感じることができない。
東北は外の世界を知らない無知で溢れる、自己満足度合いが強い地域なのだ。
岩手や東北の自然は大好きだが、東北なまりや文化、住んでいる人の知性は好きになれない。あまりの下品さ・低知能ぶりに本当に嫌になる。東北人の知性を底上げするいい方法は無いだろうか。
東北を深く考察するなら
東北を考察する際役立つ書籍がある。それは赤坂憲雄さんの「東北学」。下の画像をクリックするとamazonに飛ぶよ。かなり以前から東北の歴史・文化を研究している人で有名な研究者。東北がなぜ負け続けるのか、なぜ中央資本に搾取され続けるのかを考えたい人は読んでみると新たな発見があると思う。
戊辰戦争で負け、核処理施設を押しつけられた東北の歴史を捉え直す試みは有意義なことだと思う。東北に縁が無くても、日本人なら間違いなく読んで損は無い本だ。分量もあり、文章の質が高く読み応えがあるので、ぜひ皆に読んでみてほしい。
東北人にはアフィリエイトが適してる?
たぶん、東北人に競争社会は適さない。自然のなかで誰とも争わず、穏やかに暮らすのがちょうどいいんだろう。
競争社会から身を遠ざける東北人には「アフィリエイト」や「ブロガー」になることを勧めたい。1人で地道にもくもくと作業する仕事が、東北人の粘り強さ・頑迷さに合っている気がする。
いろんなASPがあるけれど私のおすすめは断然A8.net。登録はもちろん無料で豊富な案件を選べる。初心者向けだけど一番オーソドックスなASP。東北や地方で暮らすことを考えている人は、アフィリエイトで副収入を得ることも考えるといいと思う。
※東北、岩手の自然は大好きです
ここまで、さんざん岩手を貶めたけど岩手の自然は大好きなので、実は小旅行する度に写真をたくさん撮っています。
東北の大自然を写真に写すサイトもたくさんある。↓のまとめが参考になると思う。
以下は私が運営するサイトです。
「岩手風景」では岩手の風景を写真に収めています。いい写真が取れ次第、順次更新していくので、興味がある方はぜひ見てみてください。
東北は復興するか?
東北は本当に復興させる価値があるのか?~雇用と教育面に難あり~
はたして東北が復興する意味はあるのだろうか。
震災から4年が経ち、なんとなく震災も薄れがちになっていた。でもテレビで、母親を見捨てて逃げた女子中学生や今も行方不明の家族を探し続ける遺族を見ると、やりきれなさを感じる。
政治家は金のことしか考えていない。東北を復興させようなんて思っていないだろう。震災の被害は甚大で、遺族は本当にかわいそう。冗談にできないほどの不幸だから何とかがんばって幸せになってほしい。
でも東北に居住地としての魅力はあるだろうか。震災以前から仙台以外の東北は疲弊していた。秋田青森なんて雇用も無い。自分が住んでる岩手は秋田青森から人を吸い取ってきた部分がある。だからなんとなくぎりぎりの生活水準を保ってきた。でもそれも限界だろう。
岩手県の正社員有効求人倍率はもう0.7も無い。バイトを入れれば倍率1を超すが、岩手の低い時給ではバイトだけでは生活はできない。家賃は安いが、まともに住めるアパートはやはり3.5から4万は出す、県営住宅は人気で抽選応募だが、高齢者が優先されなかなか入れない。
それに東北各地は冬の生活費がかかる。暖房費が高い。エアコンならひと月2万円はかかるだろう。東北の雇用は給料が低く生活費がかかる。正直言って東北の大半を占める低所得者には住みづらい地域だ。
仕事以外には教育の問題がある。高校生が魅力的に感じる大学がまずない。地元である岩手には岩手大学、県立大学、そして盛岡大学の三つが主な大学だが、盛岡市出身者は少ない。盛岡大と県立大は所在地が滝沢市。ものすごい田舎でアクセスも悪く、盛岡出身者が行きたいと思うことは少ない。岩手県の大学進学希望者の7割は県外に進学する。盛岡出身ならもっと高いはずだ。
岩大をなぜ魅力的に感じないかというとまず実績と学部構成。岩大(がんだい)出身者で弁護士になった人をを自分は知らない。言っては失礼だが、高いレベルの教育をしているようには見えない。文系は人文社会科学部と教育学部しかない。人文のなかに法律を学ぶコースがあるだけだ。
卒業生は基本的に公務員や教師になると思う。岩大の卒業生は教師になる人が多い。私の祖父もそうだった。岩手の田舎町から盛岡に出てきて岩大に入り、教師になるのが、まともな生活を送る正道みたいなものだったのだろう。
でも岩大卒の祖父を尊敬することは出来ない。やはり学力・偏差値が低いから。偏差値は54くらいしかなかったはず。二次試験は驚きの2科目。国立だからバカ学生はいないはず。でもセンター試験で7割も取れなくても入学できてしまう大学である。8割も取れればもうトップだろう。
高いレベルの教育を受けたければ仙台市にある東北大に行くしかない。仙台市は大学も専門学校もたくさんあり子供に可能性が残されている。しかし岩手や秋田青森はそうじゃない。教育における選択肢が乏しいことは本当に不幸なことだ、
教育と雇用に大きな問題を抱える東北を復興させる意味は何だろうか。これからはできるだけ皆ある程度の都市部に集まり、コンパクトシティを目指すべきではないだろうか。
高齢化が進み、過疎化が進み若者が流出する東北にもう未来は無い。冷たい意見だけど震災で被害を受けた地域は自然に戻し、被災者は県庁所在地などの都市部に集まって生活してもらうほうが効率がいい。廃れ始めの東北に税金を投入する意味があるとは思えない。
人口流出の原因は雇用と教育機関のレベルの低さ。娯楽とかイベントとか言ってる人は地方の現状を理解していない。イベントなんて東京に住んでいてもたまにしかいかない。娯楽なんて大した問題ではないんだよ。
仕事をして生活し、家庭を作り子供を持ち、質の高い教育を受けさせる。そのシンプルな生活様式を創り、維持できる可能性が微塵も感じられない東北はこれからも廃れ続けるだろう。
東北人は怠惰な民族
東北人は強欲で怠惰だ。東北は昔から努力せず欲すものだけが多い地域だ。
どこかの知事が言った、「震災は天罰だ」という発言は正しかった。東北は廃れてよい地域だ。
岩手県盛岡市周辺にも空き店舗が増えてきた。
仙北町って味わいあるよね?
自分が東京に行っている間にずいぶん盛岡も変わった。二つ目のイオンができてから大通りから完全に人の流れがなくなった。
自分が盛岡にいたとき、まだ小学生のころは大通りが元気だった。楽器や、CDショップ、マクドナルド。とにかく行けば暇をしなかった。
でも今の大通りは悲惨。休日なんて人歩いてない。聞けば平日のほうが人は多いらしい。サラリーマンが食事をしに来るからだそう。もう家族で連れだってくるような場所ではなくなった。
代わりにイオンだけが大賑わい。びっくりするよ。盛岡市民全員来てるんじゃないの?
イオンは便利だけどすぐ飽きるよ。頑張れば一時間過ごせるけど、毎日行く気にはならない。
特別魅力的なものがない。
大通りだけでなく、盛岡駅周辺にも空き店舗は多い。
でも盛岡に住んでると若者が減ってるとはあまり感じない。高校生は結構イオンにいるしね。
青森とか秋田よりはまだまだましなほう、と思っている。実際秋田や青森より雇用はあるし寒さもそんなでもない。
これからじわじわと盛岡も廃れていくんだろうなと思うと怖くなる。
自分が感じた岩手と東京の格差。
岩手と東京にある越えられない壁
自分は1980年代に岩手県盛岡市で生まれ、大学進学する19歳の年まで住み続けた。2006年当時はまだ携帯の機能もしょぼかったしパソコンも持っている人も少なかった。自分の周りでは、転勤族や公務員だけがパソコンを持っていて、家族旅行を頻繁にして、豊かな生活を送っていたように思える。
家にパソコンが無くてもネットカフェが自転車で30分くらい行くと見つかる。自分は津志田にあるネカフェに通った。今は潰れてるけど。そこでいろんな情報を収集した。東京と岩手の情報格差なんて昔ほどないだろうと本気で思ってた。東京に来るまでは。
自分の人生で東京に来たことは、小学生のころ親戚の結婚式に出席したことと中学3年での修学旅行のみだ。修学旅行の時はすごいはしゃいだ気がする。移動時のバスでは騒がしくてしょうがなかった。すべてが新鮮だからね。女子なんか異様にスカート短くしてたし。
原宿ではなぜかみんな服を買ってた。怪しげな店の、でかい黒人に腕を引っ張られたな。
少なくとも当時の盛岡市民は自分たちが田舎ものだという意識は持ってた。今はどうだろうか。みんなスマホとパソコンもっていてと今日の人と同じ情報を手に入れているように思える。でもそれは勘違いだ。地方と東京は流れている情報が違うと感じる。なんかツイッターとかで流れてる情報が違うんだよね。自分の周りだけがそうなのかな?地方の子は自分の日常しか載せないけど、都会の子はいろんな習い事やイベントの様子をツイッターにあげる。
東京の人は習い事するのが当たり前だけど、地方の人にとっては違うよ。転勤族、公務員、教員など年収の高い人でなければ習い事、留学など、文化的に豊かな暮らしは難しい。岩手の平均年収はびっくりするくらい低い。東京とは100万以上の差。
東北は貧しい
とにかく東北は貧しい地域だね。岩手県民は家族経営の会社に勤めている人が多い。地方の中小企業は大体そうだけど、ボーナス無しの求人が多いよ。岩手の平均賃金は日本最低クラス。お金が全てじゃないけれど、最低限のお金が無ければ不幸になる。
傲慢で威張りくさる青果店の社長
自分は楽な仕事しかしないくせに社員さんを「バカ、タコ」と罵倒して威張り散らしてる社長を自分は見てきた。ワンマンな社長のせいでいつも周りの社員は委縮して元気なさそうだったよ。弟の専務さんはとてもいい人だったけどね。社長から命令ばかりされて辛そうだった。こんな環境で一生働き続けるとか拷問だと思う。
その社長は、具体的に言えば盛岡で有名な青果店の社長(〇●商店)。自分もそこで一時的にバイトしてたけど、典型的な田舎の個人企業。社長の父親が会長で、職場をうろうろしていて邪魔だった。ちょっミスをすると怒鳴る。社会の底辺職のバカ面なのにエラそうなんだよな。
世間知らずの地方の会社の社長というのは、周りがイエスマンだらけで好き勝手に出来る。だからますます偉そうになるんだろう。
この会社のように、地方の中小・同族経営の会社の社長なんて何の実力も無い人が多い。たまたま金持ちの家庭に生まれたから、それを原資にして庶民・貧乏人をこき使っているだけ。裕福な家庭に生まれることは個人の実力ではない。社長は働いてくれている社員に対して充分に感謝すべきだ。感謝を持たない社長は単なる搾取者に過ぎないと思う。
岩手の不幸は人材流出
岩手の不幸は進学校を卒業する優秀な人材がほとんど県外に流出することだと思う。自分の周りの盛岡一高卒業生はほとんど全員が県外にいる。勉強やスポーツで優秀な生徒はみんな岩手を出ていくんだよ。自然、高卒やだらけた人間によって地域社会は成り立っている。高卒が無条件にダメとは言ってないがやはり確率的には大卒のほうが優秀な人間が多い。周囲に偏差値の高い大学が無いから、岩手県民は頭のいい大学生に日常的に触れ合う機会がほとんどない。
岩手県民は、優秀な人間によって作られるコミュニティを知らないんだろう。
岩手と東京では住んでいる人間の質にも歴然とした差がある。恐ろしいほどの教育格差がある。
川崎市は東北から引っ越してきた人たちが多い
自分は東京の大学に入る前に一度神奈川県川崎市に住んだ。ここは東北人が最初に住むところでもある。なぜかっていうと家賃が安いから。
(他にはさいたま市もおすすめです。)
小田急に乗って東京と神奈川を分かつ多摩川を越えると家賃相場はぐっと下がる。5万円を切るマンションもある。自然も多くて落ち着ける。川崎市はスーパーとか病院も充実していて東北人にはちょうどいいほどほどシティだと思う。
一年川崎市に住んだ後東京に引っ越すことになった。そのときに初めて東京の生活レベル・文化レベルを知った。自分はそこで初めて文化レベルの格差というものを思い知った。岩手とは何もかもが違う。
「東北は陸の孤島だった」。以前そんなツイートしたらフォローしてもいない見知らぬ人から12人にリツイートされ、お気に入り登録された。やっぱり同じことを感じる東北人は多いんだと思った。
自分は仙台が都会だと思っていた。西日本では仙台と同じくらい栄えている都市がたくさんあることを知らなかった。大阪が東京と同じくらい都会なことさえ知らなかった。インターネットが普及する前は外の世界を知っているのは転勤族だけだった。
吸収する文化が何もかも違う。そんなことを東京に来て思った。文化水準がすべてじゃないけど、すごい格差を感じた。別の国だよ岩手と東京は。
いい大学に行っていい会社に、なんて周りは言うけれど、いい大学なんて地元には無い。まともな雇用だって少ない。子供に何も期待しない世間知らずのバカ親が、岩手や秋田に住むんじゃないかな。
子供の親同士の会話も職業で異なる
差別的だけど、県営住宅に住むブルーカラーの家庭と、戸建に住むホワイトカラーでは家族の会話が違う。県営住宅で暮らす子の貧乏な母親は「うちの子は~を良く食べる」みたいな会話ばかり。ペットでも育ててんのかよって思う。タバコも吸うしね。でも夫がホワイトカラーで戸建に住む母親は知的な会話をするよ。しつけや習い事や本や映画について。
岩手は総じてそんなブルーカラーの家庭が多い。文化レベルが低いんだ。まだ昭和の雰囲気。
仙台に生まれたかった。東北大に家から通えるし賑やかで街の景観も良く、総じて住みやすい。何より文化レベルが他の東北より圧倒的に高い。東北大で学生生活を送って、国分町で飲んで温泉に行って、そんな青春を過ごせたら幸せだろうな。
体調不良から、今岩手に戻ってきてるけど、仕事を探しにまた東京か仙台に行きたいと考えている。
最近「地方消滅」という本がちょっとした流行。下の画像をクリックするとamazonに飛びます。前岩手県知事が書いた本でなかなか読みごたえがある。グラフも豊富でわかりやすい。表題からは地方が消える、ということを想起しがちだけど中身を読むと「東名阪の三大都市にすべてが集積する」というテーマがあるように感じるんだよね。地方分権ということではなく、どこかを切り捨てる代わりにどこかに資本を集中させる。これからそんな時代になるのかもしれない。
この本は岩手でとてもよく売れていて月刊売上一位になったこともある。岩手や東北の実情と東京の高齢化というテーマに関心のある人は読んでみてほしい。
東北から上京する多くの生徒が背負う”奨学金”問題
そして、東北の経済を語るときに、「奨学金」は、避けられない話題。
貧しい東北の高校生にとって、もうなくてはならない制度だと思う。最近この手のニュースに敏感に反応するようになったよ。自分も奨学金借りて大学行ったからね。
地方の学生にとって奨学金は進路選択の幅を増やす大事な手段。最近新たな政策が出された。奨学金を減免するらしい。猶予期間もたしか10年に伸びた。
自分も奨学金が無かったら東京で一人暮らしをしながら大学に通うことはできなかった。地元に有力大がない人が東京の難関大学に進学するために奨学金は必要。
東京のバカ大に進学する奴は貸与でいいと思うけど、上位大学に進学する奴には奨学金を「給付」で与えるべきだと思う。目安としては「東京一工旧帝早慶+医」は返還義務の無い「無条件給付」でいいだろう。彼らは日本社会を引っ張っていく人材になりうる。国全体で教育投資をするべきだ。
昨今の「借りたものは返せ」という「奨学金貸与者への非難」にはゲンナリする。娯楽に使うわけでなく自分の投資に使ったのになぜ非難されるのか。多少の滞納は大目に見てほしい。借りざるを得なくて借りたのに、「借りたものは返せ!」って言われたら、誰だってやる気なくすよね。
「地元の国立大より偏差値の低い東京の大学(遊ぶ目的で進学)」や「Fラン・バカ大学」に進学するくせに奨学金を借りた奴にだけ向ける言葉だろう。東大や医学部に進学する優秀な生徒に言っていい言葉じゃないよ。
東北大や北大に進学できる生徒が、岩手大や秋田大に行くはめになったら社会の大きな損失になる。
東北大や旧帝にいけばレベルの高い研究、志の高い友人を得ることができる。将来社会の発展の一助となる、優秀な生徒の賢明な選択を非難してはいけないよ。
↓の本は奨学金制度を考える時にとても参考になったよ。現代の若者がいかに不遇かを知ることができる。ほんと東北人は必読。
貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち (講談社現代新書)
- 作者: 藤田孝典
- 出版社/メーカー: 講談社
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若者は自然に草食系になったわけではなくお金がないから何もできずにいるんだよね。この社会の状況を打破するには何が必要か、経済的に苦しい岩手に居住している人にこそ考えてもらいたい。わかりやすい文章で書かれていて貧困を考察するときに欠かせない書だと思う。
現在の給与に満足できないなら、転職するか副業をすればいい
とはいっても、地方には仕事がないなんて言われる。実際に、大企業やエンタテイメント業種はない。でも地域に根付く仕事はあるんだよ。県庁所在地レベルならなんだかんだで「最低限」食べていける仕事には困らないよ。(あくまで最低限ね)
ただ、地方だと雇用の種類が限定される。ただ、医療や看護の仕事の需要はあるんだよね。看護師とか薬剤師の仕事とかね。岩手のような田舎でも活躍できるよ。
下にリンク2つを載せておきます。
どちらも大手のサイトなので信頼できる。リクナビ系なら全国を網羅した求人が探せるはず。自分も大学時代リクナビとマイナビを使った。
それか会社勤めを辞めてフリーで働くことも考えてもいいと思う。プログラミングを学んだり、Lineスタンプで副収入を考えたりね。
クラウドソーシング「ランサーズ」というサイトがある。ここはネット上で様々な仕事が紹介されていて、それをこなすことで収入を得ることができるサービスなんだけど、その中でも最も大手。このランサーズに登録している人の「7割ほどが地方在住者」だそうな。
その中で、ITのシステム開発、web制作、デザインの仕事はセミプロ級の人が多く、かなりハードルは高いと感じた。なので、ネーミングのコンペやライティングのタスクをコツコツこなすのがもっとも効率がいい。月に5000円くらいは誰でもすぐ稼げるようになるはず。
Lineスタンプなんて素人丸出しのイラストでも販売できる。(売れるかどうかは別。)
上の猫の絵なんてほんと誰でもかけるよね。
誰しも文章を書くこと、絵を描くこと、音楽制作、何か一つ得意なことは持っていると思う。それはビジネスで生かすことを考えればいい。お金を稼ぐことは決して悪いことじゃない。自分の能力を生かして自分の生活を豊かにすれば人生も充実するよ。
ブラックな職場からはすぐ逃げよう! - 岩手県盛岡市民から見た、地方創生・地方活性化
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