あなたはなぜ岩手県に移住したいの?
なんで岩手なんかに移住したいの?
私の周りで、将来は岩手県に移住したいと考える人が一定数いる。
どうやらその人たちには岩手県が牧歌的でゆったりと人生を充実させているように見えるようなのだ。
私には理解できない考えだ。そういう勝手な思い込みには心底うんざりする。
岩手県を安易に移住先に選んではいけない。その理由は大きく言うと、
2.盛岡地域でもイオン以外に何もなく、非常に退屈である。
3.ウインタースポーツはお金がかかって長続きしない。
4.いい会社は少なく、いい大学も無い。
5.死ぬほど寒い。
といった5点だ。
私は盛岡市で生まれ育ったが、自分や周囲の人間が特段牧歌的だとか、穏やかだとか、岩手固有の特徴を持っているとは感じない。
東京の人は大きな勘違いをしている。それは田舎の人間は穏やかで優しいというイメージだ。
テレビや漫画といったメディアが生み出した幻想である。人はどこでも変わらない。
しいて言えば田舎のほうが人間の質は低い。進学や就職で、優秀な人間が他県に流出しているからだ。結果、バカや不道徳な人間ばかりが残る。しかも岩手に住み続ける人間は他県で暮らした経験がないものが多い。つまり世間知らずなのだ。
岩手県民の質は総じて低い。
移住においても、その地域の住みやすさはやはり人間関係で決まる。
環境が厳しくても人が良ければ長く住める。でも逆は無理だろう。
岩手県など地方の人間性に期待してはいけない。特に東京の人はかなり勘違いをしている。現実的には田舎者は優しくないし、バカである。そのバカさ加減にイライラするだろう。岩手なまりを実際に聞けば、気持ち悪さで耳を塞ぎたくなるだろう。首都圏民が岩手に移住したら一週間でストレス性疾患にかかると思う。
盛岡周辺に関しては、本宮地域にイオンがあるが休日はとんでもない混雑。近くにツタヤがありそこで休憩しつつイオンをエンジョイするのが平均的な盛岡市民。そんな生活に憧れを感じるだろうか?
一人で行う趣味はすぐに飽きる
地方の一軒家でガーデニング?家庭で野菜栽培?
断言しよう、そんなの一か月で飽きる!!
東京に住みテレビで見ているから楽しそうに見えるのだ。野菜を作ったって現実は誰も声をかけてくれないから日に日に寂しさは募る一方だ。
単なる自己満足で毎日を過ごせますか?
あなたが人間なら誰かから認められることを少なからず欲しているはず。でもそれは結局都会でしか手に入らないよ。
岩手の絶望的な医師不足。
年を取れば病気もするだろう。だが岩手の医療レベルは高くない。盛岡なら最新治療を受けられるが、猛烈な医師不足である。岩手医科大学のレベルの低さは少なくとも盛岡市民ならだれでも知っている。
これは余談だが、私は岩手医大出身の医者に診てもらいたくない。岩手医大の偏差値と国試合格率の低さを考えると、自分の体を預けられる医者にはとても思えないからだ。
それに私が高校生のころは、岩手医大は寄付金さえ払えばバカでも合格できると噂されていた。実際はどうなんだろう。
もちろん看護師まで猛烈に不足している。
高齢化の進む岩手で、これからも満足な医療を安心して受けられるのだろうか?岩手県民として考えるたびに不安になる。
ウインタースポーツに期待するな!
助言として、「ウインタースポーツ」に過度に期待してはいけないと言っておきたい。
冬しかできないことに期待をかけるとそれ以外の季節が恐ろしく退屈である。岩手の冬は厳しく、実際に冬になると外に出かける気力をなくす。東京、首都圏民の感じてきた氷点下にも満たない冬とは違うのだ。別次元の寒さである。
岩手県は猛烈に寒い。1月、2月はマイナス10度が普通にある。これは寒いを通り越して痛い。耳がちりちりするほどの寒さである。東京や西日本出身の人間が耐えられる寒さではないだろう。
岩手は「文化がからっぽ」の地域
いい会社も少ない、評判の良い大学もない。岩手県は文化が空っぽの地域である。
このブログを読んでいて岩手に移住することを考えている人に言いたい。
やめておけ!
教育と医療、そして交通の不備・不便に泣くことになる。
視野を広げて探してみよう。もっと住みやすい県があるはずだ。