現代資本主義の欠点とは?
資本主義の欠点は「貢ぎ」
それはAKB商法に代表される「貢ぎ行為」である。
この行為は社会の中でなにも価値を生み出さない。非生産的そして退廃的な文化の1つだ。ただお金を消費するだけ。貰う側は何もせずお金を収奪する。消費する側には高揚感・満足感があり、不満を持たないため他者が非難しづらい。しかし社会の中でなんら価値を作らない、非生産的な消費活動は咎められて当然だ。
貢ぎ=価値不在の自己満足贈与
こうした貢ぎ行為にハマル人たちは社会の中で「自由演技」が出来ない人たち。言われたことしかできない、人生の目標が無い、つまりは意志と心が弱い人たち。彼らの人生には常に奉仕する対象が必要だろう。大体において彼らは権威にも盲従するタイプなのだから。
残念ながら、現在その貢ぎ行為を咎める法律が無いため放置されている現状である。それは現代社会における最大の欠点であり資本主義の「穴」でもあると認識している。
この貢ぎ行為はもっともお金を楽に稼げる行為だ。
いつの時代も資本主義の中では、「バカにお金を貢がせること」が手っ取り早くお金を稼ぐ手法である。しかしそれを公にする事はタブーになってる。
そして、その貢ぎ行為の極地が「宗教」という洗脳ビジネスだ。
資本主義は最終的に、特定の個人を盲目的に信仰させる「宗教」を生み出すことをはらんでいる。資本主義の中では公正で平等な競争は実は存在しない。競争は見せかけであり、本質は個人への「貢ぎ」だ。
そして貢ぎは本質的に排他的かる卑怯で不平等なものであるため、現在の平和主義とは折り合いがつかないこともあり、次第に世界の国々は社会主義・共産主義に似た新たなシステムに移行していくだろう。
人間にとって最良の社会システムは何だろう?
これから資本主義は崩壊していくだろう。資本主義は競争、つまり争いを含むシステムである。それでは一向に平和は訪れない。近い将来、AI(人工知能)が仕事をすべて奪い人間が働かなくてよくなったとき、お金という概念が存在しなくなり個人の欲求はすべて果たされる世界がくる。遊んで暮らせる時代が来る。資本主義でも社会主義でもない社会がそこにあるかもしれない。
そこで人間が人間らしく生きているだろうか?
本当に人間に、人間が考える平和が必要なのだろうか?
人間が生きていくためには一定の争いが実は必要なのでは?
という問いが次々頭に浮かんでくる。
遠い未来、社会を捨て人間はまた森の中で野生化しているかもしれない。猿やイノシシに混じり狩猟をしてその日の暮らしだけを考えていた、古代の暮らしに舞い戻っているかもしれない。