「○○商店」~今後絶対に関わりたくない会社~

 社長の人間性はどうよ!?

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今から10年ほど前、私は「○○商店」でアルバイトをしていた。(伏字にしてもばれるかな??) 

 

 ○○商店は盛岡ではそれなりに有名で実績もある会社で、とある野菜の絵が描かれたトラックを街中で走らせている。野菜や青果の卸売が主体の会社。当時入社してくる人はほぼ高卒の人たちだった(中退含む)。

 

今思えば完全にブラックな会社だった。課長さんたちは皆いつもくわえタバコで仕事をしていた。盛岡人に身近でありながらも、「そういう会社」だったと私個人は思う。

 

 とにかく社長(50代)の態度がでかかった。他の社員が多数いる前で、大声で怒鳴り威張り散らし周りを委縮させる。社長の息子も在籍していたが、いつもデスクに座っているだけ。いい身分だよね。どちらもたまに倉庫内に来たり配送するけど、課長ほど働くわけじゃない。

 

 この社長はボス気取りで社員を自分の子分と思っている(昔の言葉で言うなら親分肌?)。そんな社長に思えた。親の会社・資産を苦労無く継いだ分際で、本気で自分が偉いと思っているような態度だった。社長にふさわしい人間性を持っているようには、私にはとても見えなかった。

 

 このころ私は何かバイトしてお金を貯めなきゃと思い、父親に相談したらハローワークからこの会社のアルバイト求人を持ってきてくれたのだ。野菜や青果の荷積みという内容でなんの取り柄もない自分でも採用してくれるだろうと求人に申し込んだ。

 

 当時の盛岡ではアルバイト求人も少なく時給も安い。コンビニは700円に達していない場所も多く、イオン内の販売員などがやっと時給800円くらいだ。盛岡市はろくなバイトがなく、なんの社会経験も積めない場所。

 

 面接は本宮にある本社で社長と行った。社長を見た瞬間からワンマンな印象を受けていた。運送業の会社は体育会というか性格が荒い人が集まるので当たり前といえば当たり前だが。

 

 倉庫の方へ行き野菜をいくつ知っているか軽く確認しそのまま採用になった。

 

この面接時にも私に対し失礼なことを社長は言ってきたので正直採用されても辞退しようかと考えていた。でも他に応募していた会社もなかったので、結局働くことにした。

 

 仕事は一日五時間程度野菜の荷積みとピッキング。指定された通りにダンボールに野菜などを詰め指定された場所に置く。メインはこの作業。トラックから荷物を下ろすのが一番体に堪えた。たまねぎのダンボールは20キロもあり重ねて運ぶのが無理だった。バナナやキャベツも重いけど二つ三つ重ねて運ぶのが当たり前。一つずつ運んでいたら社長に「もたもたするな」と注意された。これは当たり前の指導だけどね。男なら二つ重ねて運べて当然だから。

 

 肉体労働で休憩時間もないからけっこう疲れる。当時は時給700円程度だった。これでもコンビニよりほんの少し高い時給だった。課長さんも似たような仕事内容でほかには、フォークリフトでトラックへの荷積みも行う。

 

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 私の仕事は他にパートの女性(40代、50代)。男は自分だけだった。ちなみに正社員は全員男。男性社員は免許を全員もっていて配送も行う。

 

 私の仕事は簡単で野菜の名前を覚えるときだけ苦労した。それと新聞紙の包み方がうまくないときは会長(社長の父親)に怒られたことがある。感情的に怒鳴る人で、仕事のリズムを狂わされるから正直厄介だった。

 

 この会社は社長の弟さんが専務を務め、息子さんも社員で働く(といっても課長より全然仕事量は少ない。いつもデスクに座って祖母(会長の奥さん)が作る野菜の料理などを食べていた。)

 数人いる課長さん達は本当に大変そうで休まず働いていた。専務さんはとてもいい人で私が倉庫でスイカを見つけられなかったときも、

 

「そういうときもある」とフォローしてくれた。

 

 でも専務さんはよく社長に怒られていた。

 

社長「ちゃんと置いたのか!!」 (多分領収書のことかなと思う。)

専務「置きました(疲れ声)…」

しかも敬語を使ってた。いくら仕事とはいえ兄弟で敬語使うかね?

 

ある時、H課長さんにも社長はきつい言い方をしていた。

社長「~課長、もう~の荷物は出たのか?」

H課長「いえ、まだ、、」

社長「なんで~時着の荷物がまだ出てねえのよ!!バカ!タコ!!」

H課長「すいません、、、」(委縮)

 

(これパワハラだよね?笑)

この社長は、仕事を通じ社会の何かに貢献しようという気概が微塵も無く、自分の資産を増やすことにしか興味が無いように見えた。

(田舎の中小企業はどこもこんなもん。)

 

 また、社長の父親が会長であり仕事時間は倉庫内をうろうろする。会長の奥さんもちょくちょく倉庫に顔をだす。 会長もその奥さんも当時でかなり高齢で70~80くらいだったと思う。正直仕事の邪魔だった。

 

 たとえば私が配送するトマトを箱から選んでいると、「選ぶな!」とその奥さんが注意をしてくる。これはどう考えてもおかしくて、野菜が古かったりすると配送先からクレームがくる。もっと青いのくれない?とかいろいろ。 

  

 だから慎重に選ばなければならない。状態の良いものを選ばないといけないのだ。

 

 奥さんの考え方としては「もったいない」ということだろう。余れば処分されてしまうからだ。余談であるが、私は思うのだがどうも年寄りは「物」に感情移入する。老いた自分自身を野菜に重ねているのだろうが、どうも感情の抑制が利かなくなっていると思う。

 

会長は会長で、全てが自分のやり方でないと許せないタイプの人だった。今思うと性格まで社長そっくり。野菜への新聞紙の巻き方で注意を受けたこともある。運送業の人間は概してこのように頭が悪、いや、固い笑。

 

 また、盛岡駅にも支店があるのだが、そこの社員(50代女性?○○一族の誰か?)も態度が悪かった。

 

 初めて駅中の店内に搬入作業で入ったとき、その人に、「挨拶があるでしょう。」と偉そうに言われた。確かに挨拶をしなかった自分に非があるが、こっちは作業中なんだから挨拶は普通は後回しだろう。丁稚奉公じゃねえんだぞボケ!と心の中で思ってました笑。

 

 「自分は偉いから挨拶されて当たり前」と思ってる人間に思えた。

 何か勘違いし自分を偉いと思い込み、のぼせ上がった人間は醜いな、と改めて感じたね。

 

 課長さんや一緒に働いたパートの奥さん方達は皆いい人で、野菜のことに関してもとても勉強になった。

(でも数人いる課長さんたちの中には人間としてどうなのか?という人もちらほら。前出のH課長は、とにかく作業しながら人の悪口を言う人だった。概して小柄な人は人の悪口を言う傾向に遭う。体格の良い人に対して、面と向かって喧嘩できる度胸がないから。

 

 総じて勉強もスポーツもできない人、イケてないグループの人、頭の弱い人は、陰口を言うことでしかストレス発散ができないのだろう。しかも厄介なことに、こうした人種は、世間知らずなため、盲目的に既存の経営者一族の奴隷になることを「真面目」だと思っているようだ笑。

 

ダンボールに野菜を詰めて運ぶ仕事の一体何が尊いんでしょうか?

 

 そしてなぜか「社長は偉い」、「人としてすごい」と無条件に思い込んでいる。なんで社長が偉いの?と聞いたところで、「だって社長だから。」そんな答えしか返ってこないだろう。そういうやつに限って底辺仕事を、「これが仕事!」とか言って、低賃金労働なのに気取りだす始末。無知は本当に救いようが無い。

 

底辺職のバカは「人格崇拝」をする。気をつけよう。

 

 でも結局私は3か月ほどでバイトを辞めた。職場の雰囲気が好きになれなかったし、受験勉強に集中したかったから。辞める時、あるパートの方に、

 

「私たちのことは忘れても仕事のことは忘れないと思うよ」

と言われた。

 

 不思議なことに私は仕事より一緒に働いたそのパートの方たちのことをよく覚えている。初めてしたバイトだし多分ずっと忘れないと思う。

 

 余談だが、辞める際退社を伝えるタイミングのことで私も社長に無礼な言葉を言われた。こういう自分の器を勘違いした、感情的で怒鳴り散らす社長のいる会社では、絶対に私は働きたくないと思った。社長が、「いい会社でしょ?」って聞いてきたのを覚えている。自分でいうなよボケって思いましたね笑。もし今会えば、「お前がいるからブラック企業だろ、タコ」って言ってやりたいですね笑。

 

この社長のせいなのか人の出入りも激しい。当時確か一日で止めた人がいた。

 

 親の資産を継いだだけのお坊ちゃんのくせに自分の器を勘違いし、いつも偉そうな態度の社長だった。まだ50代なのに目は座っている。こんな人間にはなりたくないな、と私は心から思ったものだ。

 

 この社長のことを、社員さん達はどう思っているのだろう。「社長様~」とか、「お仕事を与えてくださってありがとごぜます~」とでも仰いでいるのだろうか笑。

 

 ○○商店のような社内の雰囲気が腐りきった会社とは今後絶対関わらないとも誓った。

 

 勉強しないでいると、こうした介護や運送業などの誰にでも替えがきく「底辺仕事」にしか就けなくなってしまうん。一生涯、年収は300万止まりである。そして老後は生活保護になる。 使いたくない言葉だが紛れも無く、運送業は社会の底辺の一つだと思う。底辺職では職場の人間関係が悪く、社長が概してワンマンである。社員が委縮しているような会社に入ってはいけない。

 

○○商店まとめ

・社長がワンマンで、大声で怒鳴り散らし社員を罵倒する

・社員は常に「くわえたばこ」で作業(野菜を扱う際も)

・人の出入りが激しい(10年、20年勤める人は僅少)

 

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 すごい偏見になってしまうけど、こうした配送・運送の仕事はやはり「ほかの仕事に行けない人たち」であると感じた。学歴やスキルといったものを何も持っていないと、こういう仕事しかないのだろう。運転免許さえあればだれでも就ける仕事である。

 

 このブログを読んでいる稀有な読者はどうかこうした配送・運送会社にはつかないでほしい。これから「自動運転」が広まれば運転技術がスキルとして認めてもらえなくなる。 

 

 もっと個々の働きを評価してもらえ、人間関係の良好な会社に入社してほしい。頑張って公務員か岩手日報や岩銀、IBCのような優良・安定企業に入ろう。

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公務員や 岩手日報そして岩手銀行に入社できれば、あなたは親族一同から尊敬の眼差しを受けるよ。入社する事が一家の誇り、一族の誉れになる。それが岩手日報岩手銀行といった優良安定企業だ。

 

稼げるけど、夜のお仕事は危険だよ。やはり社会の底辺職だから。

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何のスキルも無い人が短期間でお金を稼ごうと思ったら、やはり夜の仕事を思いつくと思う。でも止めたほうがいい。

 

稼げるかもしれないが、危険が伴う。何よりあなたの人生に何も積み上がらない。何の経験値にもならないだろう。犯罪者や危ない人も多いので、(実際私の中学の同級生でホストをやっている者がいたが、侵入窃盗で逮捕され岩手日報に掲載されていて笑った。)短絡的にこの職業に就くことをお勧めすることは出来ない。

 

田舎の中小企業の多くは社員を奴隷扱いする。

残念ながら、田舎の同族経営の中小企業では仕事に充実感を持ちづらい。

 

えてして中小企業経営一族は、労働者を丁稚奉公の奴隷と勘違いしているからだ。

 

「え?○○商事・商店・工業 etc...に入社予定??おめでとう!

   これから○○一族の奴隷になる人生が始まるね!(ニッコリ)」

※○○は一族の苗字

 

「中小企業に入社するということは、基本的にはその経営者一族の奴隷になること」であると、これからは義務教育内で教えるべきだろう。

 

まあ、盛岡には優良企業が全然ない。進学も就職にも選択肢が少ない街だ。

 

哀れな日本の底辺、盛岡市