岩手県盛岡市民から見た、地方創生・地方活性化

元盛岡人によるブログです。適宜加筆修正していきます。

人材と人員の違いとは?

人材≠人員

f:id:og-dragon:20180825145222j:plain

就職活動をすれば誰でも目にする言葉「人材」。これから企業の歯車、犬になるんだなと思うとちょっと不安になる。

 

人材業界なんていう「人売り業界」も存在する。(ITや小売り)

 

この人材という言葉の使われ方に私は強い違和感を感じている。人材とは、余人をもって代えがたい仕事に対して使われるべき言葉だと思うからだ。

 

昨今ではあらゆる職業に対し、そこで働く人を指し「人材」という言葉を当てている。

だが、医者のような高度職と、家電小売り販売員や水商売の人間たちを同列に扱うべきだろうか?販売員、ホストキャバ嬢、警備員は人間性に問題のある輩が集まりやすい社会の底辺職である。

 

ヤマダ電気の販売員は一定数が派遣やアルバイトだ。これは販売員という仕事が誰にでもできる仕事であることを物語っている。

 

しかし医者はそうではない。タウンワークで眼科医が募集されているのをあなたは観たことがあるだろうか?もちろんありえない。

内科医は広い知識と経験を使いこなす知能がなければ務まらない。外科治療はさらに、手先が器用でなければ務まらないだろう。何より人や社会のために働くという志が必要だ。医者は、余人をもって代えがたく、社会のためになくてはならない仕事だ。

 

そうした仕事に対してのみ本来「人材」という言葉を当てるべきだろう。

 

人材=余人をもって代えがたい社会の中で尊い仕事に従事する人。

人員=誰にでも出来る簡単なお仕事に従事する人。低俗な仕事が数多含まれる。

 

思うに世の中では大半の人間が人員だ。

 

余人をもって代えがたい仕事に就いている人はごく少数である。

あなたがいまついている仕事は5年後人工知能(AI)にとって代わられるかもしれない。将来低俗さを理由に法律で規制されるかもしれない。

 

しかし日本において全職業が人材であるかのような言葉が跋扈している。「職業に貴賤はない」というわけのわからないことわざだ。

 

誰が何と言おうと水商売は下品でゲスな仕事である。医者や弁護士は社会の支える高度職であろう。

 

断固として言いたい。職業に貴賤はある。

職業ごとの貴賤を見極めよう。低俗で非論理な言質に足を取られることなく社会のために何が大切かを考えられる人間でありたい。職業はその人の志や人間性を表していると私は考える。

 

あなたが少しでも人のために生きる志を持つなら「人員」ではなく「人材」で成り立つ貴い仕事に就こう。決して宗教なんかに騙されてはいけないよ。